S110を使い始めてそろそろ半年が経とうとしているが、実はS110を導入してから一度も使用していない機能というのもけっこうあったりする。
基本的にM、Av、Tv、Pモードで撮影した写真をPCに取り込んで、RAW現像を行うということばかりを繰り返しているんだよね。
でも、せっかく色んな機能が詰まっているのだから、ここらで1つぐらい試してみるのも悪くない。
というわけで、今回はS110に搭載されているWi-Fi機能を試してみた。
例えば、出先でS110を使って写真を撮ったとする。
その写真をTwitterやFacebook、Flickrなどのネット上に投稿しようと思えば、帰宅した後にPCに取り込んでから掲載するのが一般的だ。
でも、中には「撮ってすぐに載せたい!」であったり、PCに取り込む作業が面倒という人もいるかもしれない。
そういう人に便利なのがこのWi-Fi機能だ。
この機能を使うことで、手元にあるスマートフォン等に画像データを送ることが出来る。
実際の手順に移る前に、スマートフォンにCameraWindowというアプリを入れておく必要がある。
これは無料アプリなのでさくっとダウンロードしておこう。
実際の手順は適当に書くが、Web上でも掲載されている手順に沿ってS110をアクセスポイント状態にし、スマートフォン側からアクセスする。
これでS110とスマートフォンがWi-Fiで接続されるので、CameraWindowを起動させる。
少し時間がかかる場合があるが、S110との接続が確認されれば、S110内に保存されている画像をスマートフォン上でも確認、保存できるようになる。
この先はスマートフォンの機能を使って、TwitterやFacebookへの投稿は容易にできる。
あと、私自身はまだ使っていないが、このように連動させた上で撮影を行うことで、画像にGPS情報を付加することも可能になる。
S100にあったGPS機能はここで補っているようだね。
写真の画質に関しては、まあこんなもんでしょう、といった感じであるのは否めない。
元々S110で撮った写真はPCのDPPで調整することを前提としているので、この手順を省いてる時点でそこまで期待してはいけないと思っている。
それを省いてでも携帯にデータを移したいと思う時ぐらいしか使わないだろうし、気にしすぎるのも良くないだろう。
私の中での実用性は微妙ではあるが、Wi-Fi機能のあるSDカードを使わなくても良いというのはありがたいし、S110に求めるものが違う人では楽しめるのかもしれないな。
以上、簡単ではあったが、S110のWi-Fi機能を使ってみた感想でした。
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