ボトルケージ台座増設(ELITE VIP bottlecage clips)


以前R.T.CARBONについての紹介を行った際にも少し触れたが、私が所有している2007年モデルのR.T.CARBONにはボトルケージ台座がダウンチューブ側の1つしかない。
この時期に走るのであればボトルは1本で事足りることも多いが、夏場だとそうはいかないし、ボトルが1本で良い時期になると、携帯工具などをサドルバッグではなくツール缶に入れたい私としては、やはりボトルケージは2つ欲しい。

無いとなれば、後付けで作るしかないね…!




ここで一番最初に思いついたのは、サドル裏にボトルを取り付けるパーツを取り付けて増設する方法。
よくTTバイクなどで採用されているアレだ。
これが一番確実で手っ取り早いなとは思ったのだが、同時にできればこれは避けたいと思った。
というのも、サドル下にあんまり重たいものを付ける機構は取りたくないんだよね。
重心から遠く離れた場所に取り付けるとなると、その重さをもろに感じることになるだろうし、ダンシング時の軽快さもできるだけ失いたくない。
そういうわけで、これ以外の案を考えることにしたのだが、ふとキャノンボールやブルベをする自転車乗りがよくダウンチューブ下に第3のボトルケージを増設していることを思い出した。


あれってどうやっているんだろう…と思い検索をかけてみると、タイラップを少し改造したような製品を使って取り付けていることが分かった。
複数のメーカーが似たような物を出しているのだが、キャノンボール等で有名なばるさん達のレビューを読み、「ELITE VIP bottlecage clips」を使用することにした。


製品の裏に簡単な取り付け方法が記載されていて、それに従って取り付けてみる。


まずは説明書通りに取り付けてみたが、この状態でボトルケージを取り付けると、ボトルがダウンチューブと接触することが発覚した。
今度は下側のバンドの向きを反対にして高さを稼ぎ、それに伴って上側のバンドの位置を調整。


うん、ひとまずこれで大丈夫そうだ。


ボトルとツール缶を差してクリアランスを確かめてみたが、これなら接触することはないだろう。


この仕様で先日の大分サイクルエンデューロも走ったが、レース終了後に確認してもボトルケージの移動は見られず、少し懸念していた固定力は問題なさそうだ。

樹脂製なので、いつかは劣化で切れてしまうだろうが、定価でも780円だし、頃合いを見て定期的に新品に交換しても良いなと思っている。

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