定刻通りにスタート(Photo @zildjian79590)
大分サイクルエンデューロ(4時間)にnm7 Racingとして出場してきた。
このレースはソロ部門とチーム部門があるのだが、今回はソロ部門にチャレンジ!
以下で時間別にダイジェスト的な感じでレースを振り返ってみようと思う。
11時からレースが開始だったため、9時過ぎに自走で家を出発し、アップも兼ねてゆるゆると走って会場に到着。
2周ほど輝輪のチームメイトのスガ君と試走を行い、状態をチェック。
天気は快晴で気温は程良く上がりそうだし、体調もさほど悪くない。
これなら何とかなりそうだ。
レース開始30分前に最後の補給を行い、15分前にはスタートラインにて整列。
周りには輝輪のチームメイトや、その他のチームの強豪勢がずらりと並んでいる。
なんだかワクワクするぞ…!
・レース開始~1時間経過
定刻通りにレースが始まり、まずは位置取り。
私はかなり前方でのスタートだったため、最初の下り区間では5番手ぐらいにいたが、その後の平坦区間で先頭集団がまとまり、それと同時に私は集団後方に移動。
4時間という長丁場だし、集団の面子を見る限り、この状況で先頭にいるのは賢明ではないんだよね。
そんな感じで大体20~30人ぐらいの集団の形成が完了。
輝輪ではスガ君が集団の先頭付近に入り、teraさんは私とほぼ同じ位置で待機。
また、チーム部門で出走しているろたさんもほぼ同じ位置で周回を重ねる。
順調に周回を重ねる(Photo @zildjian79590)
何周か周回を重ねるうちに少しずつメンバーが減っていく。
気付けばスガ君も脱落していた。
ろたさんもメンバーチェンジで集団を離れたため、私とteraさんが集団後方で走り続ける形に。
しかし、集団が速いのなんのって。
ちはるのチームの方や、その他の有力な選手が常に先頭でペースを作っているのだが、1時間弱走ってもペースがほとんど落ちない。
teraさんと「このまま4時間はきついですね…」と会話を交わしつつ、何とか付いていけるところまではこのままで行こうと決める。
・1時間~2時間経過
2時間経過まではこのまま走れると思っていたのだが、開始1時間15分あたりでアクシデントが発生。
先頭集団が周回遅れの集団を捉えたのだが、捉えた場所が悪く、道の狭いヘアピンコーナーの手前で2つの集団が入り乱れてしまった。
これはまずい!と思い少し前に出たのだが、有力勢はこの混成集団から上手く抜け出すことに成功したのに対し、私を含む集団後方組はここで手間取ってしまい、明らかな差が出来てしまった。
数名で何とかブリッジを試みたのだが、後続集団の意志が統一できず、先頭の数名内でもこのままペースを上げ続けて2時間以上走るのは厳しいという意見がまとまったため、ブリッジは諦め第2集団として周回を重ねることになった。
悔しいが、これもレースの大事な駆け引きだし、仕方ないね。
で、この第2集団であと1時間ぐらいは走れるかな?と勝手に思っていたのだが、この集団も数周回の間でどんどん分裂を開始。
ここまで先頭集団に食らいつき、またブリッジで足を使ったメンバーは上りで遅れ始め、まずはteraさんを含む3名の逃げができ、その次の周回でも数名がペースの差で逃げる形に。
私はこの逃げにも乗れず、後方で遅れたメンバーもいたため、すでに集団ともいえない数名の第4集団で周回を重ねる。
大丈夫、まだ焦るタイミングじゃない…と自分を抑え、これ以上ペースを落とさないことに努める。
あ、でも、さっきからトイレに行きたいのだけど、これあと2時間以上耐えれるのかな…(わりと重要案件
・2~3時間経過
集団がぐちゃぐちゃになったこともあり、1人で走ることも増えてきた。
時折後方から抜いてくる人の後ろに無賃乗車したり、ペースが合えばローテをしながら走る。
疲労が溜まってきていたこともあるだろうが、今回のレースの中ではこの1時間が最も長く感じ、ひたすら色んなことから耐える展開になった。
疲れだったり、向かい風だったり、トイレだったり、トイレだったり…
そんな中で、一緒に走っていた方のジャージに見覚えのあるキャラクターが。
こ、これはアイマスのやよい…!(参考ページ)
レース中ではあるが、思わず声をかけて軽く談笑してしまったw
こうやって見るとζ'ヮ')ζ<うっうーも悪くないな(謎
・3時間~ゴール
このあたりから両足に攣る予兆が現れる。
こんなことで止まるわけにはいかないので、何とか手で揉んでみたり、ペダリングを少し変えてみたりで誤魔化す(結局一度も攣らずにゴールできた)
3時間を過ぎると徐々に同じようなペースの人が集まり始め、その中で足が残っているメンバーが主となって先頭を回す。
私自身は正直そんなに余裕がなかったため、最低限のお手伝い以外は2~3番手で走っていた。
ラスト30分でとうこんさんからブラックサンダーの補給を受け取り、ラストスパートに備える。
この間でおそらく先頭集団から落ちてきた数名をかわし、数名で集団から抜け出しペースを上げる。
レース終了7分20秒前にゴールラインを通過。
終了までにもう一度ゴールラインを通過すればさらにもう1周走れるのだが、正直ギリギリだ。
一緒に走っていた人と「やってみますか!」ということで少ない力を振り絞り、高速巡航でもう1周に賭けてみる。
上りで私が少し遅れたのを待ってくれたりと申し訳ない気持ちもありながら、最後は全力で回した。
が、残念ながら20秒弱タイムが足りず、この周回でレースは終了。
終了後は互いの健闘を讃えながら、自分たちのピットへと戻っていた。
と、その前に僕はトイレに直行したw
間に合って良かったぜ(安堵
・ゴール後
輝輪のテントに戻って自転車を置いた後は、手作りのぜんざいを頂いた。
なんだこれ、めっちゃ美味いぞ…!
レース後のくたくたの体に優しい味が沁み渡った。
そして自分の順位の確認。
一番最後に出た最終リザルトで、32周回の総合22位(159名中)、ソロ部門14位(78名中)と、初のソロ参加としてはまずまずの結果なのかな。
来年も出ることができたら、今度は33周目に入れるようになろう。
しかし、ソロ部門の上位者の35周ってほとんど化け物クラスじゃん…()
この後に、いつも通り表彰式と抽選会があり、チーム部門で参加していた大学の先輩の計らいで車で家まで送ってもらった。
で、これで終わりではなく、シャワーを浴びて軽く休んだ後は鶴崎まで鉄道で移動し、輝輪の会長の定年退職祝い兼今日の打ち上げの会に出席。
かなりクタクタだったため、お酒はほとんど飲まなかったが、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
こんな感じで、私の今年のレース参戦は終了。
来年はかなり忙しくなるため、このレースの大学生の間の自転車活動の1つの区切りとしていたのだが、少なくとも8月の鈴鹿ロードに比べれば自分らしい走りができたことには満足している。
11月中にもっと走りこんでおけば、さらに良い順位でゴールできたかも、と考えればキリがないが、これらを全てひっくるめてこの結果だったのだろう。
来年はどうなっているかは分からないが、またこの形で参戦してみたいね。
最後にはなったが、今回は別チームでありながらも補給などでサポートをしていただいた輝輪のメンバーの方々、応援してくださった大学の先輩、そして4時間ともに戦ってくれたR.T.CARBONに感謝である。
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